<文化財保護の体系(建造物)>
(文化財の種類) (重要なもの) (特に重要なもの)
[有形文化財]・・・・・・(指定)・・・・・・[重要文化財]・・・・(指定)・・・・・・・・・・[国宝]
(建造物・美術工芸品)
*重要なものを重要文化財に、世界文化の見地から価値の高いもので、国民の宝たるものを国宝に指定
・・・・・・・・・・・・・(登録)・・・・・・[登録有形文化財]
(建造物・美術工芸品) *保存と活用が特に必要なものを登録
[伝統的建造物群]・・・(市町村が条例等により決定)・・・[伝統的建造物群保存地区]・・・(市町村の申出にもとづき選定)
[重要伝統的建造物群保存地区]
<重要文化財・国宝建造物の指定>
[文化庁] (建造物課・美術工芸課) 調査官・技官(建築史、美術、考古学などの専門家)
・・・・・全国各地の情報を集め、地元研究者と調査研究の上、候補作品を検討し、文化財指定の原案を作成
文化財保護審議会+専門調査会(外部の専門家)
・・・・・原案を審議し、文部科学大臣に答申
[文部科学大臣]
・・・・・答申を受けて、重要文化財を指定する。その中から特に重要なものを国宝に指定